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 カスタマーハラスメントへの対応に関する方針

  制定  2025年11月19日
 
■ はじめに
    当社は、保険契約に関わる確認業務を行うことを目的として設立され、永年培ってきた豊富な経験と確認ノウハウを活かして、株主である大樹生命のみならず多くの生命保険会社、損害保険会社、共済等より、新契約確認業務ならびに保険金等お支払いに伴う事実確認業務等を受託し、お客さまがご加入の保険制度の健全性確保、ご契約者間の公平性維持の観点に資する業務を行っております。そのため、当社の定める経営理念のもと、お客さまをはじめとする、あらゆる企業活動において影響を受けるステークホルダーの人権を尊重し、バリューチェーン全体を通じて“安心・安全で持続可能な社会”の実現に貢献していくため、人権尊重の取り組みを行うべく「人権方針」を定めております。
    一方、ごく一部のお客さま等からの社会通念に照らし合わせて著しく不当な申出内容や申出態様により、当社役員・職員や確認業務を行う担当者の人格や尊厳を侵害する事象が発生することも考えられます。
    当社では、お客さまからいただいた声に真摯に対応するよう努めております。しかしながら、お客さま等からの当社役員・職員や確認業務を行う担当者の人格や尊厳を侵害する行為に対しては、毅然とした対応を行い、役員・職員や確認業務を行う担当者が安心して働くことができる環境を整備することが不可欠であると考え、「カスタマーハラスメントへの対応に関する方針」を策定しました。
■ カスタマーハラスメントの定義
 お客さま等からの申出・言動のうち、その内容の妥当性が認められないもの、またはその妥当性に照らし、当該申出を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであり、役員・職員や確認業務を行う担当者の就業環境が害されると、確認業務の委託元会社へも連携・確認のうえ、当社で判断したもの。
《該当するする行為》
(以下の記載は例示であり、これらに限るものではありません。)  
   ・身体的、精神的な攻撃(暴行、傷害、脅迫、恫喝、名誉棄損、侮辱、暴言等)
   ・社会通念を超える謝罪要求(土下座の強要等)
   ・執拗な繰返しの言動
   ・長時間拘束する行動(不退去、居座り、電話、監禁等)
   ・差別的、性的な言動
   ・不合理または過剰な要求(法外もしくは根拠のない金銭要求等)
   ・役員・職員や確認業務を行う担当者個人への攻撃(SNSでの誹謗中傷等)
 
■ カスタマーハラスメントへの対応姿勢
 当社は、役員・職員や確認業務を行う担当者が安心して働くことができる環境を整備するため、カスタマーハラスメントに該当する行為が行われた場合には、役員・職員や確認業務を行う担当者が上司等に報告・相談のうえ、確認業務の委託元会社への連携・確認も経て、会社として毅然とした対応を実施します。加えて、悪質な行為と判断した場合は、警察・弁護士等と連携し、厳正に対処するとともに、被害を受けた役員・職員や確認業務を行う担当者に寄り添い、安心して業務が行えるよう、各種支援策を実施します。
 また、当社役員・職員や確認業務を行う担当者がカスタマーハラスメント行為を行わないよう、教育や指導をしてまいります。
 以上
 
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